有限会社宮原防水

2024/04/26

住宅メンテナンス

パラペット外観 アパートやマンションなど、箱型のビルの一番上はこんな感じになっているものが多いですね。
この部分はパラペットと呼ばれています。
屋上などの外周に、外壁に沿って立ち上げた腰壁。防水層の端部として、その納まり上大切な役割を果たす。本来は橋の欄干、建物の手摺り壁などのこと。
実用空調関連用語辞典から「パラペット」の項
パラペット内側 屋上のないビルでも、内側はこのように、雨水の排水路となっています。
鉄板などで屋根をかけて、それで受けた雨水を樋に誘導するためのもので、防水処理されている部分です。
建物の建っている場所によっては枯葉などが吹き寄せられて、排水の口を塞いでしまったりします。年に一度は点検しておきたい部分ですね。
防水施工されていても、長年経過すれば防水層に穴が開いたり防水層がぼろぼろになったりします。また建物の動きによって防水層と建物の接合部分が破断してしまったすることもあります。 そうなると、開いた部分から雨水が入り込みます。すぐに雨漏れが発生することはなくても、正常な防水部分に回りこんで侵食していきます。問題なのは、内部にもぐり込んだ水分はなかなか抜けないということ。そのまま躯体構造にしみ込んで建材を劣化させたり、冬季気温の低い地域であれば凍結して更にダメージを与えることになります。

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